通勤の荷物を減らす。スリムで大きいUVカット折りたたみ傘 ALTERNA SLIM60

「折りたたみ傘は小さい」という課題に向き合う。

直径107cmのワイドカバー。

携帯性を優先すると、雨に濡れる範囲が広くなる。そのジレンマを解消するために設計しました。 ALTERNA SLIM60は、一般的な長傘と同等の直径107cmサイズを確保しています。 体格の良い男性や、バックパックを背負った移動時でも、雨からしっかりと体を守る広さです。

 

独自構造で実現した「35mmスリム収納」。

重なりをなくし、厚みを抑える。

 

<一般的な折りたたみ傘>

<ALTERNA SLIM60>

大きな傘でありながら、この薄さを実現できた理由はフレームの構造にあります。 通常、折りたたむ際に重なってしまう骨(親骨)を、互い違いに配置することで厚みを物理的に解消しました。 その結果、収納時の厚みは35mmに。ビジネスバッグの隙間や、ジャケットのポケットにもスムーズに収まる設計です。

 

スマートフォン並みの軽さ、約162g。

航空機にも使われる「カーボンファイバー」採用。

毎日持ち歩くものだからこそ、重量は重要な要素です。 フレーム素材には、軽量かつ耐久性のあるカーボンファイバーを採用しました。 重量は約162g。一般的なスマートフォンと同等の軽さです。 バッグに入れている負担を感じにくい重量で、毎日の通勤・移動をサポートします。

 

厚さ0.05mmの高密度生地。

水切れの良さを追求した撥水ランク4級*。

生地の厚さは、ストッキングに使われる糸と同等の15デニールで織り上げた0.05mmです。 この薄手の生地に、持続性のある撥水加工(Easy-Dry)を施しました。 雨に濡れた後も、傘を軽く振ることで水滴が落ちやすくなっています。電車やバスに乗る際、周囲への水濡れを軽減し、たたむ際の手間も減らします。

 

風速15m/sに耐える耐風構造*。

強度と柔軟性のバランス。

軽量化と強度はトレードオフの関係にありますが、素材の組み合わせでその課題解決を目指しました。 しなやかなカーボンファイバーと、風の衝撃を受け流す骨構造により、風速15m/sの試験をクリア*しています。

 

「裏返り」は、破損を防ぐための回避動作です。軽量・大判サイズゆえの特性と、上手な使い方。

本製品は「軽さ(約162g)」と「大きさ(親骨60cm)」を両立させるため、6本の骨で生地を支える構造を採用しています。 8本骨などの多骨傘に比べて骨と骨の間隔が広くなるため、強風時には風をはらんで「傘が裏返りやすい」という特性があります。

「すぐに裏返るのは構造上の欠陥ではないか?」と感じられるお客様もいらっしゃいますが、これは故障ではありません。 固定されたまま過度な風圧を受けると、骨は折れてしまいます。あえて反り返ることで風の衝撃を逃がし、フレームそのものが折れてしまうのを防ぐ、柳のような「いなし」の構造です。

風が強い時のコツ: 風に向かって歩く際は、傘の先端(石突側)を風上に向けてお持ちください。風をうまく受け流し、安定してご使用いただけます。 もし裏返ってしまった場合も、慌てずに一度傘を閉じる動作をしていただければ、元通りに戻ります。

 

晴れの日も使える、紫外線対策。

UVカット率95%以上*。

雨の日だけでなく、日差しが強い日の対策としてもご使用いただけます。 生地裏面のPUコーティングにより、薄い色でも紫外線カット率95%以上*を記録しています。 常にバッグに入れておくことで、急な雨にも、強い日差しにも対応できる晴雨兼用傘です。

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STORY / 開発者メッセージ

1泊2日の出張、長傘を持っていくか迷う朝。 移動の負担にならず、荷物を守れる傘を。

開発のきっかけは、出張の多い私自身が感じていた「移動中の悩み」でした。 出発地は晴れていても、出張先は雨予報。そんな時、しっかりとした長傘は頼りになりますが、新幹線や飛行機での移動、あるいは宿泊に持っていくには、どうしても手荷物として負担になってしまいます。

「身軽に動きたいけれど、雨には濡れたくない」 そう考えて折りたたみ傘を選ぶと、今度は別の問題に直面しました。 一般的なコンパクトな折りたたみ傘ではサイズが足りず、出張用の大きなバッグや、スーツの肩口が濡れてしまうのです。

ならばと、大きなサイズの折りたたみ傘を試しましたが、今度は「太くて重い」ものが多く、限られた出張バッグのスペースを圧迫してしまいました。

求めたのは、「長傘のような広いカバー力」と、バッグの隙間に滑り込む「スリムな携帯性」の両立です。 移動中は存在を忘れるほどスマートで、いざという時は長傘のように頼もしい。 そんな、現代のビジネスパーソンの移動スタイルに最適な一本を目指しました。

また、近年強まる日差しへの対策として、生地にはUVカット機能を付加しました。 猛暑対策に特化した遮光日傘(HEATBLOCKシリーズ)のような「100%遮光」ではありませんが、紫外線を95%以上カットする性能を持たせています。

雨の日の出張を快適にし、移動中の日差しからも肌を守る。 常にバッグに入れておける、頼れるパートナーの完成です。

アンベル株式会社 CEO / 開発責任者 辻󠄀野 義宏

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製品仕様 (SPEC)

 

サイズ・重量

  • 親骨長さ:60cm
  • 骨数:6本
  • 直径(使用時):約107cm
  • 全長(使用時):約64cm
  • 収納時サイズ:高さ 約28.5cm × 幅 約3.5cm
  • 重量:約162g
  • 重量は±3g程度の個体差があります。

 

素材・機能詳細

  • 生地: ポリエステル100%(15デニール・リップストップ・裏面PUコーティング)
  • 親骨素材: カーボンファイバー、アルミニウム、ステンレス、ポリカーボネート
  • 撥水加工: 撥水度4級(JIS L 1092)
  • 耐水度: 2,480mm
  • 紫外線カット率: 95%以上(JIS L 1925 / Blackは99.4%)

 

⚠️ 重要なお知らせ・ご注意事項

機能性表示に関するご注意 本製品における数値(UVカット率、撥水度、耐水度など)は、JIS規格に基づいた試験方法によって生地の一部を検査した結果です。製品全体の性能を保証するものではありません。また、縫製部分(ミシン目)は完全防水ではありませんので、激しい雨の中での長時間のご使用では、雨水が染み込む場合があります。

耐風性能について 風速15m/sに耐える性能は、製品を固定した環境下で実施した試験結果に基づきます。実使用環境(突風の角度や傘の持ち方など)での完全な破損防止を保証するものではありません。強風時は周囲の安全を確認し、危険を感じた場合は使用を中止してください。

カーボンファイバー素材について 本製品の骨組みには、軽さと強度を両立するカーボンファイバーを使用しています。強靭な素材ですが、想定を超える過度な衝撃や圧力が加わった場合は破損する恐れがあります。万が一破損した場合は、素材の特性上、先端が鋭利になることがありますので、素手で触れずに直ちに使用を中止してください。

 

よくあるご質問 (FAQ)

Q:台風のような強風でも使えますか?

A:風速15m/sの試験をクリアしており、一般的な傘より高い強度を持っていますが、台風のような極端な悪天候下でのご使用は推奨しておりません。安全な場所に避難することを優先してください。

Q:撥水効果はどれくらい持続しますか?

A:ご使用頻度により徐々に低下しますが、本製品には熱で機能が回復しやすい特殊加工(Easy-Dry)を施しています。撥水が弱まってきたと感じたら、ドライヤーの温風を生地全体に当てることで効果が少し回復しますので、ぜひお試しください。

Q:日傘としての「涼しさ」はありますか?

A:本製品は「携帯性と軽さ」を最優先しており、遮熱専用の厚い生地ではありません。紫外線を95%以上カットするため日焼け対策としては十分機能しますが、真夏の猛暑対策としての「高い遮熱性(涼しさ)」や「100%遮光」をお求めの場合は、当社の遮光専用モデル(HEATBLOCKシリーズ)をおすすめいたします。

Q:男性用ですか?女性用ですか?

A:性別を問わないシンプルなデザインです。直径107cmと大きめですので男性にも十分なサイズですが、軽量(162g)かつ豊富なカラーバリエーションのため、女性の方にも多くご愛用いただいております。

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