
2016年にリリースした前モデル「pentagon79(現在は廃番)」を経て、私たちはさらなる軽量化を目指した次世代モデルの開発に着手しました。
折りたたみ傘の携行性を高めるには数グラム単位 of 軽量化が不可欠であり、傘の中心を支える中棒(シャフト)をより細く仕上げるアプローチに着目しました。
開発当時の2018年、折りたたみ傘の中棒を細くすることは、十分な強度が保てないという技術的な懸念から、あまり採用されない設計でした。
2026年現在では超軽量タイプの折りたたみ傘においてこの細いシャフトは一般的ですが、当時は細軸化による強度の低下をどのように補うかが最大の課題でした。
課題の解決に向けて、私たちは素材の組み合わせを見直しました。フレームの主要部分に軽量で柔軟なカーボンファイバー、生地には15デニールの軽量リップストップ素材を採用。
これにより、細いシャフトでも日常生活で十分な強度を発揮する構造を確立しました。第三者機関による正面0度・風速15m/sの耐風試験もクリアし、実用的な耐久性を客観的に証明しています。
こうして誕生した重量約72gの「pentagon72」は、当社として応援購入サービス「Makuake」に初出品したモデルでもあります。このプロジェクトでは、1,100人のサポーターから総額4,060,800円の応援購入をいただき、アンベルにとって大きなターニングポイントとなるプロダクトとなりました。
2018年の発表から年月が経った2026年現在でも、「pentagon72」は多くのお客様に選ばれ、売れ続けている定番モデルとなっています。私たちはこれからも、確かな検証に基づいたモノづくりを続け、日々の移動を快適に支える製品を提供していきます。