商品開発STORY | Lifoop(リフープ)

こんにちは、アンベルの辻野です。私たちは日々傘づくりに向き合っていますが、お客様から最も多くいただくご相談が「撥水力が落ちてきた時のメンテナンス」についてです。市販の防水スプレーの中には、生地の通気性を損なったり白く粉を吹いてしまうものもあります。
そこで私たちが選んだのが、同じ名古屋の化学メーカーである三協化学さんが開発した「LIFOOP(リフープ)」です。自社開発の製品ではありませんが、傘の専門家としてメンテナンスに適していると判断し、お取り扱いさせていただいています。
傘のケアで特にご注意いただきたいのが、スプレーの「かけ過ぎ」です。良かれとたっぷり吹き付けると液だれが起き、シミになってしまうことがあります。LIFOOPは定着性が高いため、「本当に少量、さっと一吹き」で十分な効果が得られます。
ただし、シリコーン成分が含まれているため、ベタつきや変質の原因となるポリウレタン(PU)素材の面にはご使用いただけない点のみご了承ください。
より効果を高めるためのコツは、事前の準備にあります。まず40度程度のシャワーなどでサッと水洗いをして汚れを落とし、十分に乾燥させます。その後、生地から少し離した位置から少量スプレーしてください。
特に摩耗しやすく撥水が落ちやすい「生地の折り目」を重点的に狙うのがポイントです。一度にたくさんかけず、「薄くかけて乾かす」という工程を必要に応じて繰り返すことで、シミを防ぎながらしっかりと撥水効果を得ることができます。
お気に入りの傘を、適切なメンテナンスで長く使い続ける。LIFOOPを使ったケアが、愛着のある道具とより長く付き合っていくための手助けになれば幸いです。雨の日の外出が少しでも快適になるよう、ぜひお試しください。
