商品開発STORY | HEATBLOCK pentagon

遮光日傘は高い機能を求めると生地が厚く重くなり、逆に軽さを追求すると風に弱くなる課題があります。私たちはこの「機能性と軽さ」の矛盾を解消し、晴れの日も雨の日も日常的にバッグに入れて携行できる晴雨兼用傘を目指して開発をスタートさせました。
ベースとなった雨傘用のpentagonシリーズでは、軽さを最優先するためにパーツの少ない手開きタイプを採用しています。しかし、このHEATBLOCK pentagonでは、あえてパーツ数が増えて重量の増す「簡単開閉タイプ」の構造を選択しました。
遮光生地は通常の雨傘用よりも厚みと張りがあるため、開閉時に骨や縫製にかかる負担が大きくなります。数値上の軽さだけを追求すれば、よりシンプルな構造で軽量なものは作れます。しかし、日傘としての十分な耐久性と、スムーズな畳み心地を両立させるためには、この簡単開閉構造が必要不可欠でした。
骨組みの細部にも強度を高める工夫を施しています。親骨と受骨を繋ぐ接続部分には、軽量化のための中空の「ハトメ」ではなく、あえて強度の高い「ソリッドリベット(中実の鋲)」を採用しました。
見えにくい小さなパーツですが、張りの強い遮光生地をしっかりと支えるための重要な要素です。弾力性のあるカーボンファイバー製のフレームと組み合わせることで、軽量でありながら風速15m/sに耐える構造を形にしています。
完成したHEATBLOCK pentagonは、遮光率100%の性能を持ちながら、軽量設計を実現しました。バッグに常備しておくことで、突然の雨や強い日差しにもスムーズに対応できます。毎日の移動を快適にサポートする道具としてお使いいただけることを願っています。
