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Continue Shopping駅の改札前で、お店に入る直前。急いでいる時に限って、傘をたたむのに手間取ってしまい、服やカバンが濡れてしまった経験はありませんか?特に荷物が多い日や、電車通勤で乗り降りが頻繁な方にとって、傘の扱いは悩みの種です。
この記事では、そんな悩みを解決するかもしれない「フラット型・自動開閉折りたたみ傘」について、傘の専門家がメリットとデメリットを公平な視点で徹底解説します。あなたのライフスタイルに最適な一本を見つけるお手伝いができれば幸いです。
最近少しずつ見かけるようになったこの傘は、2つの大きな特徴を併せ持っています。
ハンドルのボタンを押すだけで、ワンタッチで傘が「開く」だけでなく「閉じる」こともできる機能です。シャフト(中棒)を伸縮させる動作は手動で行いますが、濡れた傘地をたたむ手間が大幅に削減されるのが大きな魅力です。
従来の丸い形状ではなく、平たく薄い形状に折りたためるのが特徴です。この形状により、カバンの中での収まりが格段に良くなります。
この2つの機能が組み合わさることで、これまでの折りたたみ傘の常識を覆すほどの快適さが生まれます。
では具体的に、どのようなメリットがあるのでしょうか。特に忙しい方、スマートに移動したい方に嬉しいポイントを3つご紹介します。
最大のメリットは、その圧倒的な開閉スピードです。 駅の改札を抜けて屋外に出る瞬間、ボタン一つで「バッ」と傘が開く。逆に建物に入る直前には、ボタン一つで傘が閉じる。この一連の動作が片手で完結するため、荷物で手が塞がっていても、もう濡れることはありません。車の乗り降りが多い方にも、このスムーズさは感動的ですらあります。
折りたたみ傘をカバンに入れると、変に膨らんで不格好になったり、他の荷物を圧迫したりしがちです。しかし、フラット型ならその心配は無用。 ビジネスバッグの書類やPCの隙間にすっきりと収まり、まるで厚めの手帳かファイルのような感覚で持ち運べます。カバンの中を整理整頓したい方にとって、これは非常に大きな利点と言えるでしょう。
雨の日に憂鬱なのが、濡れた傘をたたむ作業です。自動開閉傘なら、ボタン一つで傘地が閉じた後は、シャフト(中棒)を「カチッ」と縮めるだけで収納準備が完了します。 濡れた傘生地を何度も手で触る必要がないため、手が濡れにくく衛生的。次の行動へ素早く移ることができます。
もちろん、メリットばかりではありません。公平な視点から、購入前に知っておくべきデメリットと、その対策についても解説します。
自動開閉の構造には、傘を開閉するためのバネや頑丈な骨組みが必要となるため、どうしても部品点数が多くなり、シンプルな手開きの傘に比べると重量が増す傾向にあります。
対策:技術の進歩により、近年では軽量化を追求したモデルも登場しています。購入時には製品のスペック表で本体重量を確認し、ご自身が許容できる範囲の重さかチェックすることをおすすめします。
自動開閉傘は、シャフトを収納する際にグッと押し込む必要があります。
対策:シャフトを縮める際は、傘を地面と水平に持ち、おへそのあたりで両手で挟むように力を加えると、テコの原理で比較的楽に収納できます。
複雑な構造と、開閉の衝撃に耐えるための耐久性の高い部品を使用しているため、一般的な傘に比べると価格は高くなる傾向があります。競合製品が少ないことも、価格が下がりにくい一因かもしれません。
対策:安価な傘を何度も買い替えることを考えれば、丈夫で長く使える一本を選ぶことは、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れると考えられます。毎日の小さなストレスを解消するための「投資」と捉える視点も大切です。
メリットとデメリットを踏まえた上で、この傘は特に以下のような方に強くおすすめできます。
電車やバスでの通勤・通学が多い方(乗り降りの際の時短効果は絶大です)
荷物が多くなりがちな方、小さなお子様を抱っこする方(片手で操作できると非常に助かります)
とにかく傘の開け閉めをスピーディーに行いたい方
傘をカバンに常備し、スマートに持ち運びたいビジネスパーソン
本記事では、「フラット型・自動開閉折りたたみ傘」のメリット・デメリットを解説しました。
メリット: スピーディーな開閉、スマートな収納性、たたむ手間の軽減
デメリット: やや重い、シャフト収納に力が必要、価格が少し高め
忙しい毎日を送る方、特に電車通勤などで傘の扱いにストレスを感じている方にとっては、デメリットを上回る快適さを提供してくれる非常に便利なアイテムです。
もし、この記事を読んで「自分に合っているかも」と感じた方は、ぜひ一度、この新しい傘の形を試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、AMVEL UMBRELLA STOREでは、この「フラット型・自動開閉」のコンセプトを追求したモデルもご用意しています。軽さを重視した「VERYKAL Flat」や、少し大きめサイズで日傘としても使える遮光遮熱機能付きの「VERYKAL LARGE Flat」など、あなたのニーズに合わせた選択が可能です。よろしければ、ぜひご覧ください。
アンブレラ・ジャーナル | THE UMBRELLA JOURNAL
執筆者:辻野義宏(つじのよしひろ)
アンベル株式会社 CEO。30年以上に渡って傘の開発および研究を続けている。革新的な機能を追求し続ける日本の傘ブランド「AMVEL (アンベル) 」では、時代によって変化するベストを追求し、最先端の技術を駆使した傘をお届けしています。