ショッピングカート
カートは空です。
買い物を続ける近年の猛暑で日傘はもはや夏の必需品となりました。特に折りたたみ日傘は、その携帯性の良さから多くの方が愛用しています。しかし、一口に折りたたみ日傘といっても、親骨の長さや本数によって使い心地や機能は大きく変わってきます。
「何cmの日傘が自分に合っているの?」
「親骨の本数って何が違うの?」
そんな疑問を解消するために、今回は日傘のサイズ選びの基準となる親骨のサイズと本数について、それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。この記事では、晴雨兼用タイプの日傘を前提として、雨の日にも使うことを想定したサイズ提案をしていきます。
まず、日傘のサイズ表示でよく見かける「〇cm」という数字は、「親骨」の長さを指しています。親骨とは、傘の中心から放射状に伸びる太い骨のことです。
親骨の長さは家庭用品品質表示法で定められた必須の表示であり、ほとんどの商品に表記があります。日傘の標準サイズに明確な基準はありませんが、日傘としてはかつて50cmが標準サイズくらいの時代がありました。
しかし、最近では55cmを標準サイズと感じており、このサイズを基準に大きさを判断すると良いでしょう。(あくまで個人的見解です。)
小さめサイズ:50cm前後
標準サイズ:55cm
大きめサイズ:60cm前後
親骨の長さが長くなるほど、傘を開いたときの直径が大きくなり、カバーできる範囲が広くなります。しかし、それに伴って重さや携帯性も変わってくるため、ご自身の使い方に合ったサイズ選びが大切です。
この記事では、身長や性別といった個人の身体的特徴は考慮せず、主に市場で販売されている日傘の商品軸で解説しています。
メリット
デメリット
メリット
広いカバー範囲: 親骨が長いため、開いた時の直径が大きくなります。肩や腕、背負ったリュックまでしっかりと日陰に入れられるので、日焼けや暑さ対策を徹底したい方におすすめです。雨の日でも濡れにくく安心です。
男性にもおすすめ: 体格の大きい方や、男性でも使いやすいサイズです。
デメリット
重く、かさばる: 親骨が長い分、折りたたんだ時のサイズも大きくなり、重さが増す傾向があります。小さなバッグには収まりにくく、持ち運びに不便を感じることがあります。
人混みでは使いにくい: 傘の直径が大きいため、狭い道や混雑した場所では周囲の人にぶつからないよう配慮が必要です。
日傘の大きさを決めるのは、親骨の長さだけではありません。「親骨の本数」も重要な要素です。
一般的な折りたたみ傘は6本骨が主流ですが、5本骨や8本骨といった骨数の傘もあります。
骨の本数が少ない(5本骨、6本骨など)
メリット: 軽さが追求でき、持ち運びやすい製品が多いです。
デメリット: 傘の張りがやや浅くなります。傘骨が少ない分、強い風の影響を受けやすくなる場合があります。
骨の本数が多い(8本骨など)
メリット: 傘生地がより円形に近く、見た目が美しい。同じ親骨の長さでも、傘の張り方がしっかりするため、カバー面積が広くなります。風に強く、頑丈な製品が多いです。
デメリット: 骨の本数が増える分、やや重くなる傾向があります。
いかがでしたでしょうか。日傘を選ぶ際は、単にデザインや価格だけでなく、親骨のサイズと本数にも注目してみましょう。
携帯性を最優先するなら、親骨50cm前後の日傘を。
カバー範囲と携帯性のバランスを求めるなら、親骨55cmの日傘を。
徹底した日焼け・暑さ対策なら、親骨60cm前後の日傘を。
そして、より広い日陰を求める場合は、親骨の本数が多い8本骨以上の製品も検討してみてください。
これらのポイントを踏まえることで、今年の夏を快適に過ごすための最適な一本にきっと出会えるはずです。
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アンブレラジャーナル執筆者:辻野義宏
アンベル株式会社 CEO。30年以上に渡って傘の開発および研究を続けている。革新的な機能を追求し続ける日本の傘ブランド「AMVEL (アンベル) 」では、時代によって変化するベストを追求し、最先端の技術を駆使した傘をお届けしています。