
「軽いけれど、もっと大きく」の声に応える。54cmという到達点。
軽さと安心の、理想的な距離感を探して
「折りたたみ傘は、軽さを選べば小さくて濡れてしまう。かといって、しっかりしたサイズは重くて持ち歩くのがおっくう」。そんな声を、私たちは多くのお客様からいただいてきました。前作「pentagon72」が評価されるほどに高まったのは、「もっと大きなサイズがほしい」という切実な願いでした。急な雨から体だけでなく、バッグもしっかり守りたい。その想いに誠実に応えるため、私たちは「究極の軽さ」を維持したまま、サイズを拡大するという新たな挑戦を始めました。
60cmの壁と、譲れなかった「pentagon」の誇り
開発当初、私たちは一般的な長傘に近い「親骨60cm」のサイズを検討していました。しかし、そこには大きな壁が立ちはだかりました。pentagonシリーズは、軽さを極めるために5本の骨で構成されています。サイズを大きくすればするほど、風を受ける面積が増え、構造的なバランスを取るのが難しくなります。60cmを実現するためには、中棒(シャフト)を太くし、骨を増やす必要がありました。しかし、それでは「持っていることを忘れる」というpentagonシリーズの根幹が揺らいでしまいます。
わずか79g。軽やかさと頼もしさの黄金比
私たちは、何度も試作と検証を繰り返しました。構造を変えずに、どこまでサイズを広げられるのか。風速15m/sの試験をクリアしつつ、理想の軽さを保てる限界点……。辿り着いた答えが、親骨54cm、直径85cmという絶妙なサイズでした。生地には15デニールの超極細糸を使いながら、裂けにくいリップストップ構造を採用。骨組みには航空機素材のカーボンファイバーを組み合わせることで、わずか79gという驚異的な軽さを実現しました。これこそが、利便性と機動性を両立させた、今の私たちにできる最善の回答です。
天候に左右されない、身軽な自由を
完成した「pentagon LARGE」は、ただ大きいだけの傘ではありません。濡れた面が内側になる畳み方や、バッグのスリットに収まるスリムなフォルムなど、使う人の所作まで美しく、快適にするための情熱を詰め込みました。この傘があれば、予報が不安定な日でも、迷わずバッグに入れて出かけられるはずです。雨の日を「耐える時間」から、軽やかに過ごせる「日常」へ。私たちの情熱が、あなたの毎日を少しでも自由にする一助となれば、これ以上の喜びはありません。