
スマホサイズ13cm。旅の「荷物ストレス」を軽減する挑戦。
傘の生産地である中国やASEAN地域へ頻繁に出張する私にとって、荷造りのたびに「傘メーカーの人間が、かさばるからと傘を持っていないなんて恥だ」というプロとしての葛藤がありました。特に中国国内で上海、深圳、厦門と移動するときは、どこで雨が降っても不思議ではありません。
しかし、従来の折りたたみ傘はバッグの中で場所を取り、重さもネックになります。30年以上傘の構造を研究してきたからこそ、このパッキングの課題を解決し、いつでも身軽に常時携帯できる傘を作りたいと開発をスタートしました。
目指したのは、スマートフォンと同等クラスの全長約13cmというコンパクトさです。
収納高を小さくするために親骨のサイズを47cmや48cmに縮小するメーカーもありますが、雨をしのぐ実用性を考えて「親骨50cm」は絶対に妥協したくないサイズでした。
そこから逃げずに耐久性と両立させるため、傘業界では珍しい「7段シャフト」を採用。多段構造によるガタつきや強度低下を防ぐためミリ単位の調整を重ね、風速15m/sの強風に耐えうるフレームを完成させました。さらに15デニールの極薄生地を組み合わせることで、結果として中棒7段の折りたたみ傘において世界最小級のサイズを実現していました。
FLATLITE Travelをバッグの隅やポケットに忍ばせておけば、天候を気にせず身軽に移動を楽しめます。細部まで誠実さを詰め込んだこの小さな傘が、あなたの旅を支える心強い相棒となることを願っています。