秒速プリーツ™|形状記憶で傘の「たたむ」を革新。

秒速プリーツ生地が選ばれる3つの理由

  • 収納時間の短縮: 形状記憶技術により、収納時間を約半分へ短縮。

  • 薄型・軽量: 樹脂パネル不使用。生地厚わずか0.13mmで、傘本来のスリムさを維持。

  • 確かな防御性能: 「トリプルブロック」で紫外線・可視光線・近赤外線を遮断。


傘の「当たり前」を、日本の新しい気候に合わせてアップデートする。

近年の日本の夏は、かつてないほど過酷な暑さが続くようになりました。

もはや傘は「雨をしのぐ道具」だけではなく、強い日差しと熱から身を守る「持ち運べる木陰」としての役割が不可欠になっています。これからの傘は、晴雨兼用であることが新しいスタンダードです。

しかし、現在の日傘や晴雨兼用傘に多用されている遮光用のPU(ポリウレタン)コーティング生地には、一つの大きな課題がありました。それは、生地が厚く、独特の張りがあるために「驚くほどたたみづらい」ということです。

遮光性能を求めれば求めるほど、たたむ際の手間やストレスが増えてしまう――。

アンベルはこの矛盾を解決するために、高機能遮熱生地に形状記憶技術を掛け合わせた「秒速プリーツ」を開発しました。


形状記憶テクノロジー:なぜ一瞬で整うのか

「貼る」のではなく、繊維そのものが「記憶」する

遮光生地の畳みづらさを解消するために、生地の裏に樹脂パネルを貼る手法もありますが、これでは重量が増し、たたんだ時に太くなる課題がありました。

「秒速プリーツ」は、特殊な「芯鞘(しんさや)構造」のポリエステル繊維を採用。熱処理によって繊維そのものに折り目を記憶させるため、生地厚わずか約0.13mmという薄さを維持しながら、高い形態安定性を実現しました。

  • 薄さと軽さ: 単層構造のため、傘本来のしなやかさとコンパクトな収納性を損ないません。

  • 確かな耐久性: JIS L1060 A-1法を準用した試験において、500回開閉を繰り返した後もプリーツ保持性100%を達成(第三者検査機関調べ)。その効果は半永久的に持続します。


秒速という、新しいスマート。

遮光・遮熱生地でありながら、折り目に沿って素直に動かすだけで、驚くほどスピーディーに。一般的な折りたたみ傘の収納に約半分で完了します(※)。

※自社調べ。折り目に沿って畳んだ際の目安であり、個人差があります。


トリプルブロック:3つの指標で光と熱をブロック

アンベルは、生地の性能を一言で片付けません。波長領域および試験方法ごとに詳細なデータを取得・開示しています。

紫外線(UV)カット率 100%[UPF50+]

  • 【波長 290-400nm】日焼けの原因とされる紫外線を遮断。   

遮光率 100% & 可視光線カット率 100% 

  • 遮光率 100%(JIS L 1055 A法/10万lx照射):光漏れを抑え、濃い影を作ります。
  • 可視光線カット率 100%(分光光度計/波長 400-800nm):眩しさの要因を波長レベルでカット。

近赤外線カット率 99.9%

  • 【波長 800-2600nm】熱の元となる近赤外線を高い水準で反射・吸収。

※「100%」等の数値はJIS規格等に基づいた生地の試験値であり、製品全体を保証するものではありません。製品の構造上、縫製部等から微量の光が漏れる可能性があります。


遮熱性能:色ごとの生地遮熱率

反射率の高い色を活かし、遮熱性能を極限まで高めました。

  • Snow:54%

  • Moon Gray:52%

  • Sunset:50%

  • Sepia:49%

  • Cloud Blue:48%

  • Black:44%

※数値は生地単体での遮熱率検査結果です。


比較:秒速プリーツ vs PETパネル貼付式

「たたみやすさ」を追求した傘生地には、大きく分けて二つの手法が存在します。 一つは、生地の裏側にPET(樹脂)パネルを貼り付けて強制的に折り目を作る手法です。この方法は形状の維持には優れますが、一方でパネル自体の厚みと重さが加わり、収納時にかさばるという難点がありました。

対してアンベルの「秒速プリーツ™」は、繊維そのものに形状を記憶させる単層構造。 追加の部材を一切必要としないため、パネル式と比較して圧倒的な「軽さ」と、たたんだ時の「スリムさ」を両立させています。

比較項目 PETパネル貼付式(参考値) 秒速プリーツ(AMVEL)
構造 生地 + PETパネル(二層) 高機能生地のみ(単層)
生地厚の目安 約0.20mm 〜 0.28mm 約0.13mm
収納時の状態 パネルの厚みで太くなりやすい 薄型・軽量。傘本来の細さを維持
耐久性 折り曲げや剥離のリスクあり 形状記憶により半永久的に持続

よくある質問

Q: 「形状記憶」と「形態安定」は何が違いますか?

A: 一般的に「形状記憶」はパッと形が戻る現象を指し、「形態安定」は型崩れしにくい性能を指します。本製品は芯鞘構造繊維の熱処理により、その両方の特性を備えています。

Q: お手入れの際に注意することはありますか?

A: 本製品は熱処理によってプリーツ(折り目)を記憶させています。アイロンをかける、あるいは高温にさらす等の行為は絶対におやめください。 記憶された折り目が消失し、元に戻らなくなる恐れがあります。

Q: PETパネル式の傘生地との決定的な違いは何ですか?

A: 第一に「軽さ」です。樹脂パネルを貼り付けない単層構造のため、非常に軽量に仕上がっています。次に「厚み」です。約0.13mmという薄さと生地本来のしなやかさを両立しているため、たたんだ際も非常にかさばらずスマートに収納できます。


日常をスマートに変える、一枚の生地。

過酷な夏に欠かせない「トリプルブロック」機能と、遮光生地の弱点を克服した「秒速プリーツ」。アンベルが辿り着いた、現代の日本の気候に対する最適解です。

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