なぜVERYKALは5年間も売れ続けているのか?

2019年の発売以来、なぜ「VERYKAL(ベリカル)」は5年もの間、折りたたみ傘の定番として支持され続けているのでしょうか。その背景には、多くの人が抱えていた「自動開閉傘は便利だけれど、重くて持ち歩くのが億劫」というジレンマへの、明確な回答がありました。傘の専門家である私たちが、164gという驚異的な軽さを実現し、人々の日常を変えた技術的な秘密を紐解きます。
「自動開閉傘=重い」という常識を覆した164gの衝撃
私たちがVERYKALを開発するまで、自動開閉傘は「便利だが重い道具」の代名詞でした。従来のモデルは複雑な機構ゆえに、平均重量が約284g〜320gほどあり、カバンに入れて毎日持ち歩くには少々覚悟が必要な重さだったのです。
しかし、VERYKALが実現したのは「わずか164g」という軽さです。これは一般的なスマートフォン一台分とほぼ同じ重さ。この”現実的な軽さ”こそが、「いつ雨が降るか分からない日でも、ためらわずにカバンに入れっぱなしにしておける」という新しい安心感を生み出しました。この軽さを支えているのは、素材と構造における3つの革新的なアプローチです。
まず、傘の骨格となる親骨には、航空機やレーシングカーにも使われる「カーボンファイバー」を採用しました。鉄の約1/4の重さでありながら、圧倒的な強度としなやかさを併せ持つこの素材が、傘の基礎体力を高めつつ大幅な軽量化を可能にしました。
次にこだわったのが、傘の面積の多くを占める「生地」です。ストッキングの糸にも使われるような、わずか15デニールという極細の糸で織り上げた軽量生地を採用。薄さを補うために、格子状に補強糸を織り込んだ「リップストップ」構造を施すことで、軽さと強度の両立を図っています。
そして最後に、自動開閉の核となる中棒(シャフト)やハンドルのスリム化です。部品のひとつひとつをミリ単位で見直し、全体の構造を最適化。これら「カーボンファイバー」「15デニール生地」「スリムな構造設計」という3つの技術が結実したことで、世界最軽量級(※2019年発売当時・自社調べ)の自動開閉傘が誕生したのです。
軽さの先にある「納得の機能性」が、定番であり続ける理由
もしVERYKALが「ただ軽いだけ」の傘であったなら、これほど長く愛されることはなかったでしょう。私たちが追求したのは、軽さと同時に、日常のあらゆるシーンで「頼りになる」と感じていただける実用性です。
例えば、荷物で両手がふさがっている時や、車の乗り降りの瞬間。ハンドルのボタンひとつで開閉できるスマートさは、一度体験すると手放せなくなる快適さがあります。この利便性を維持しながら、「軽い傘は風に弱い」というイメージも払拭しました。カーボンファイバー特有の弾力性が、強風を受け流す「しなり」を生み、風速15m/sの耐風試験をクリアするタフさを備えています。
さらに、使用後のストレスを軽減するのが、独自開発の撥水コーティング「Easy-Dry加工」です。軽く振るだけで水滴が躍るように落ちるため、電車やお店に入る際もすぐにバッグへ収納できます。この撥水力は、洗濯を20回繰り返しても高いレベルを維持することが試験で確認されており、長く「水切れの良さ」を実感いただけます。
VERYKALが5年以上選ばれ続けている理由。それは、相反すると思われていた「自動開閉の利便性」と「常時携帯できる軽さ」、そして「長く使える耐久性」を高次元で融合させたからに他なりません。重い傘を持ち歩くストレスから解放され、雨の日を自由にする体験を、ぜひあなたのバッグで試してみてください。