完全遮光と遮光率100%、何が違う?知っておきたい日傘表示

日傘を選ぶ際によく目にする「完全遮光」や「遮光率100%」。どちらも同じように聞こえますが、実はその表記の裏にはメーカーの製品に対する考え方や誠実さの違いが隠れています。
今回は、私たちHEATBLOCKが、なぜ「完全遮光」ではなく「遮光率100%生地使用」という表現を選んでいるのか、その理由を詳しく解説します。
どちらも「最高クラスの生地」であることは同じ
一般的にどちらの表記も、JIS規格(JIS L 1055 A法)という試験において、遮光率100%を記録した極めて高性能な生地を使用していることを指しています。生地自体の「光を遮る能力」については、両者に大きな差はありません。
なぜ表現が異なるのか?メーカーのスタンスの違い
では、なぜ呼び方が分かれるのでしょうか。それは、その言葉が「生地」を指しているのか「製品全体」を指しているのかという点にあります。
私たちは、あえて「完全」という言葉を使いません。そこには3つの大きな理由があります。
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製品としての現実を考慮している
生地自体は100%光を遮りますが、日傘は複数のパーツを縫い合わせて作る立体的な製品です。縫製時のミシン針の穴からわずかに光が漏れる可能性を完全には否定できないため、「一切の例外なく完璧」を意味する「完全」という言葉は避けています。 -
広告表示のルールを遵守している
景品表示法などの広告ルールにおいて、「完全」「絶対」といった極端な表現は原則として禁止されています。 -
お客様への誠実さを大切にしたい
製品の構造上の限界も正直にお伝えした上で、納得して選んでいただきたい。それが私たちのモノづくりの姿勢です。
光を遮るのその先へ:HEATBLOCKのこだわり
HEATBLOCKは、単に「まぶしさを抑える」だけでなく、太陽光がもたらす様々な影響をブロックするために、以下の数値を公開しています。
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UV(紫外線)カット100%: 日焼けやシミの原因となる紫外線を徹底的にブロックし、肌の健康を守ります。
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可視光線カット: まぶしさの原因となる光を高いレベルでカット。強い日差しの下でも視界が快適になります。
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近赤外線カット: 暑さの主な原因であり、肌の奥まで届く「近赤外線」を大幅にカット。傘の下の温度上昇を抑え、圧倒的な遮熱効果(涼しさ)を実現します。
まとめ:背景を理解して、賢い日傘選びを
「完全遮光」か「遮光率100%」かという言葉の響きだけで選ぶのではなく、以下の点に注目してみるのがお勧めです。
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数値に確かな根拠(試験データ)があるか
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UVだけでなく、涼しさ(近赤外線カット)についても情報があるか
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メーカーが製品の構造まで誠実に説明しているか
私たちHEATBLOCKは、これからも正確な情報提供と、最高峰の機能性で、皆様を太陽光からしっかり守る製品をお届けしてまいります。